コーチング上達 ホメオスタシスを味方にして、努力不要になる方法!
僕たちは、常に現状維持をし続けます。
そして今までの毎日同じルーティーンから離れたことをすると
必ずホメオスタシス(恒常性維持機能)が働いて
気合いが入っている一瞬だけ頑張れるけど
次の日になったらやる気がなくなることが結構あります。
たとえば読書をしようと決意して本を読んでも
次の日には本を読まなくなり
気が付いたら積読になって本が埃にかぶってしまったり
ダイエットをしようと決意して、ダイエットマシーンを通販で買っても
いつの間にか物置になっていたりするのも
すべてホメオスタシスの作用がはたらいたがゆえに、今までの自分に引き戻されているからです。
こうやってみると
ホメオスタシスはものすごい悪い物だと思いがちですが
脳の仕組みを正しく使えば、ホメオスタシスが味方になってくれます。
【目標を達成した自分で、1日を過ごす】
じゃあどうしたらいいのかというと
まず、僕たちの脳は
自分が立てた目標か、今までの自分かどちらかリアリティが強い方を現実だ!
って判断する性質があります。
「目標の世界」か「現実世界の自分」のリアリティが勝ったほうが脳の中で現実となり
ホメオスタシスも現実だと思った方に移行します。
たとえば
「月0冊も読書をしていない現在の自分」よりも
「本を月100冊読んでいる目標を達成している自分」のほうがリアリティが増せば
「今、月100冊読めてないのはおかしい!何とかして月100冊読んでいる自分に戻らなければ!」と思い
勝手に読書をするようになったり
無駄だと思う時間を削って読書に当てたり
そもそも家に本がなければ書店に行って本を買うようになります。
つまり、ホメオスタシスを味方にしたいのであれば
「目標の世界」を自分の現実だと思んでリアリティを増すことが出来ればいいわけです。
そのためにも大事なのは、24時間365日、常に目標を達成している自分が
どんなことを考えているのか
どんな場所に住んでいるのか
どんな人たちとつながっているのか
どんな食べ物をたべているのか
どんな服を着ているのか
どんな仕事をしているのか云々
とにかく鮮明に、イメージし続けることです。
なぜなら、ぼくたちはどうしても目標を達成している自分ではなくて、現状の自分にリアリティを感じるから。
だからこそ目標の世界に浸って、目標に生きるくらいの気持ちで臨むことがリアリティを上げる重要なポイントになるんですよね。
今、達成方法が分からなくてもいいし、つじつまがあってなくてもいいし、バカバカしいと思ってもいいです。
24時間365日、とにかくイメージを膨らませ、浸ることで
目標側のリアリティが増し、ホメオスタシスも目標側から働いてくることになるので
今の現状が嫌で嫌でたまらなくなり、違和感しかなくなってたまらなくなって
自然と行動し始めることになるわけです。