コーチング セルフトーク 一歩を踏み出すマインド 「間違ってもいい、失敗してもいい」と自分に許可を与え続ける
「今の自分ではダメなのはわかってはいるけど、行動しようと思っても躊躇してしまう。」
「失敗するのが怖くて、いつもやる前に諦めちゃう」
コーチングの悩み相談のなかで、なかなか一歩を踏み出せなくて困っているという話を聞くことがたくさんあります。
「分かってはいるけど、一歩を踏み出すことができない」
これほど辛く、苦しいことはありません。
だけど今の現状を変えるためには、一歩を踏み出すことが必須です。
じゃあどうしたらいいのかというと、ここであるセルフトークを自分に刷り込みまくります。
「間違ってもいい」「失敗してもいい」
こういったセルフトークを、24時間365日とになく自分の心の中でつぶやき、刷り込んでいくんです。
このような提案をすると
「え?間違ってもいいんですか?」
最初はびっくりされますが、間違うことも失敗をすることも全く悪いことではありません。
ぼくたちは「失敗することは悪い事」「間違えることは恥」という価値観を徹底的に刷り込まれてきていますが
失敗したことは、上手くいかない方法を知ることが出来たということでもあり
さらに、現状を変えるために一歩を踏み出すということは、当然今までの自分のままでは達成できないことにむかっていくことになるので、間違えることや失敗することが増えます。
それと
「今の自分では失敗した!」と思っていることでも、5年後10年後には「あの失敗があったから上手くいった」「あそこでまちがえたからこそ、こうやって上手くいっている」と逆転することがかなりあります。
さらにいえば、誰一人として100%正しい未来は予想できません。
だからこそ過去の基準や今の状況で「失敗することは悪い事」「間違えるのは恥」だと思っても、未来の結果には何も意味がないわけです。
そして行動に移せない原因はもう一つあります。
それは、ぼくたちが常に他人の許可があってから行動するように価値観を刷り込まれていることです。
お父さんに良いって言ってからやりなさい
お母さんが良いって言ってからやりなさい
先生が良いって言ってからやりなさい
先輩が良いって言ってからやりなさい
上司が良いって言ってからやりなさい
小さいころからなにか行動に移すたびに、自分より力と立場の強い人の許可をもらってから行動してきました。そして他人が許可を与えないことに対しては「やらないでおこう」というマインドセットがしみついています。
失敗してはいけないという言葉を常に受け入れ
他人の許可なしに行動してはいけないという言葉を常に受け入れてきたために
僕たちの無意識のなかで「失敗してはいけない」「他人の許可なしに行動してはいけない」というマインドセットがされてしまい、あなたを束縛しているわけです。
だからこそ、まずはあなたを束縛している2つの言葉から自分を解放する必要があります。
その方法として、セルフトークのコントロールがあり、「間違ってもいいんだよ」「失敗してもいいんだよ」ということを自分自身に許可を与えることになるわけです。
1日2日では変化はないですが、早い人で2~3週間セルフトークをコントロールして刷り込んでいくことで、自分自身に対して許可を与えることに慣れてきます。
そうなれば徐々に束縛から解放され、行動できるマインドへと変化してくるわけです。
どんな行動でもいいから、とにかく自分自身の許可を与える
24時間365日、自分自身に許可を与えるくらいの気持ちで徹底的にやってみてください。
ぼく自身も周りの目を気にしてなかなか行動に移すことが出来ませんでしたが、180度変わることが出来ました。
なのでここまで熱心に読んでくれているあなたなら間違えなく出来るはずです。