パワハラ職場から脱出!奴隷から解放される方法!まとめ 苫米地式コーチング非公式ネット9回目
「パワハラ職場から脱出!奴隷から解放される方法!」ということで苫米地式コーチング非公式ネット9回目を生放送しました。
ぼくがいちばんびっくりしたのは、パワハラを受ける人に多いのは「優秀な人」であるという事です。
実際に三國さんのところに相談しに来る人のケースだそうですが、それを抜きにしても「目立つ人」がパワハラ被害を受けやすいそうです。
まさに出る杭は打たれる日本文化の悪い部分だし、学校のいじめと変わらないですね。
これは会社の文化も大きく関係していると思います。
日本の会社はやりたくない人のあつまりです。
コーチング的に言うとHave toしかない人達の集まりであり、それを創りだすのはHave toな文化を強要する企業の考え方も大きく関係していると思います。
優秀な人というのは、仕事が出来ます。仕事が出来る人は速く仕事が終わるため、次々と新しい仕事が入ってきます。
そうなるとイヤイヤ働いている人にとっては自分自身のコンフォートゾーンが激しく乱され、嫉妬することになるのでイライラはマックスです。そうしてパワハラへと発展していきます。
パワハラを実際に受けると会社に居づらくなるのは当然で、会社を辞めたいと思うのは自然の反応ですが、ここで行動を妨げる考え方に
石の上にも三年
という言葉があります。
辛いことでも、3年やり続ければ芽が出るから諦めるな。
たしかに、自分が才能を発揮できる場所や、やりたいと思っている場所で一時の辛い感情に流されるのは自分自身の可能性をつぶしていくことになるのでもったいないですが、
どうしても辞めたいと思っている場所、逃げ出したいと思っている場所からは退散するべきです。
石の上にも三年という言葉に騙されてはいけませんし、苦痛の先には苦痛しか存在していないので正しいマインドの使い方を知ることが大事です。
ただし、パワハラを受けている人は精神的に弱り、エフィカシーが大きく下がっている場合がほとんどです。
エフィカシーは簡単に言うと「私は優秀だ」と思うことです。
エフィカシーが高いほどぼくたちは自分自身の能力を発揮できるし、現状を変えていこうと困難に立ち向かうことが出来るようになりますが
クソみたいな人間たちに優秀なあなたは攻撃され続け、エフィカシーをガンガン下げてしまっています。
これではいくらアドバイスをしても「だけど自分はだめな奴だから」と思い込んでしまい、解決するために行動できなくなってしまいます。
優秀なあなたは、さっさと置かれた状況から変わるべきです。
そとに飛び出せば、もっとあなたの才能を発揮できる場所はたくさんあります。
そのためにもまずは、あなた自身のエフィカシーを上げていきましょう。
そしてエフィカシーが上がったあなたがやるべきことは、ゴール(目標)設定です。
ぼくたちは自分自身がどんな目標を持っているかによって、人生が変わります。
そしてゴール以上の自分にはなれないという原則もあります。
パワハラを受けてエフィカシーを下げていたあなたは、「今の辛い状況でも我慢をして生きよう」というとてつもなく低いゴールでしたが、
エフィカシーが上がっているあなたは、もっともっと大きなことが出来ますし、もっと自分自身がやりたいことに向かっていってもいいんです。
あなたの才能を使わない手はありません。
なのでやるべきことは、
ゴールを再設定しましょう。能力を開放して想像がつかないくらい現状を変えていきましょう。
ってことです。
最初は難しいかもしれないですが、会社に自己実現は求めないでください。
会社に自己実現を求めると、あなたはますます辛くなります。
なぜかというと、会社の仕事は「他人から与えられるもの」です。
ですが、自己実現とは「自分主体で実現させたい」と思ったものです。
つまり、他人から与えられるものではなくて、自分で創っていくものが自己実現であるということです。
他人から与えられたものを自分の価値基準にして喜びを感じていく人は「奴隷」です。
せっかくエフィカシーが上がったのに、わざわざ奴隷に戻る必要はありません。
ゴールを考えていくうえで、「死ぬとき」から逆算で考えることはメチャクチャ使えます(実体験談)
なぜなら、コーチングを使うというのは「ゴールからの逆算」だからです。
ゴールを決めるから、方法が決まり、今やるべきことが決まります。
ですが、今まで僕たちは積み上げ式で考えてきました。
それでは今の辛い状況を変えようよしてもつみあがっているものが悪いものだから、どんなに頑張っても変わることは困難を極めます。
そして多くの人は、目先の状況にとらわれ過ぎていることが多いです。これではなかなかゴール設定をしようと思っても難しいです。
なぜならゴール設定をする時には目先のことに囚われていては無理だからです。
だからこそ視点を広げるために、あえて「自分が死ぬとき」から考えます。
そこから考えると、だれでも「死ぬとき」には後悔したくないはずです。
じゃあ死ぬとき後悔しないけど、今の生活を続けていたらどうなるでしょうか?
間違いなく、後悔するはずです。
じゃあ、自分自身が後悔しないためにはどうやって生きていく必要があるでしょうか?
そうすると、死に向かって自分自身の人生を見直すことになり、自然に視点が広がって、大きく考えることが出来るようになります。
最後に、ぼくがいいなと思った名言で終わりにしたいと思います。
二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。 一人は泥を見た。一人は星を見た。
Two men look out through the same bars: one sees the mud, and one the stars.
フレデリック・ラングブリッジ(アイルランド 1849~1923)「不滅の詩」
あなたは泥を見ることも、星を見ることもできます。
どうせなら星を見て未来に思いをはせて、今を生きましょう。
追伸1:好きなことで生きたいと思う方、森昇と一緒に見つけましょう!