義務教育の間違い!憲法は国民からの要請です。自分の子どもを守るための読書!苫米地式コーチング非公式ネット17-1
あなたは子どもに「あなたは学校へ行く義務があるんだから、イヤでも行きなさい!」と叱っていませんか?
恐らく多くの親は、義務教育は子どもが教育を受ける義務があるという認識だと思います。
ですが実は、子どもには教育を受ける義務はないんです。
【憲法は、国民から国への要請】
義務教育というと憲法第26条ですが、それを引用してみましょう。
日本国憲法第26条 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。
となっていますが、実はどこにも子どもが教育を受ける義務があるとは書いてないんです。
義務教育は、親がちゃんと子どもに教育を受けさせましょうというものなんです。
ということは、子どもは権利として学校教育を受ける権利があるだけです。なのでたとえば学校に行きたくないと思えばそれでOKだし、権利だから放棄することもできるということです。
なので親は子どもに「学校へ行きなさい!義務教育なんだから!」とは言えないわけです。
そして憲法とは、僕達国民が守らなければいけないものではなくて、国への要請何です。
日本国憲法前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
憲法について詳しく知りたい方は『憲法原論 小室直樹著』を読むといいです。というか日本国民なら読んでおくべきです。
Yシャツのボタンの掛け違いみたいに、そもそも最初が間違っていたらどんなに頑張っても上手くいくことはありません。
そして学校教育の問題を取り扱うときには、憲法について間違った認識を変えていかなければいけません。
ここまで読んでくれたあなたは、憲法は僕たち国民からの要請であり、義務教育とは親が子どもに教育を受けさせることだということを理解しました。
なのでこどもが「学校に行きたくない」と言えば(つまり権利を放棄する)、あなたは強制的に学校へ行かせずにに他の方法で教育を受けさせればいいんです。
あなたも、子どもをイヤな場所に送り出して心を痛めなくてもいいんです。
そしてこどもの将来を守るためにも、読書をして原理原則を理解することはメチャクチャ重要だなと思いました。
以上、義務教育の間違い!憲法は国民からの要請です。自分の子どもを守るための読書!苫米地式コーチング非公式ネット17-1...でした!