コーチングとラッセル幸福論の共通点!幸福な人になるには与えること
「幸福な人」って、どんな人だろう?
沢山モノを持っている人?
年収が高い人?
モテる人?
贅沢を出来る人?
幸福な人にたいしてのイメージは人それぞれだと思いますが
コーチング理論とラッセル幸福論における幸福な人になる条件って似てるなと思いました。
幸福な人とは、客観的な生き方をし、自由な愛情と広い興味を持っている人である。
また、こういう興味と愛情を通して、そして今度は、それゆえに自分が他の多くの人びとの興味と愛情を通して、
そして今度は、それゆえに自分がほかの多くの人々の興味と愛情の対象にされるという事実を通して、幸福をしかとつかみとる人である。
愛情の受け手になることは、幸福の強い原因である。しかし、愛情を要求する人は、愛情が与えられる人ではない。
愛情を受ける人は、大まかに言えば、愛情を与える人でもある。
しかし利子をつけて金を貸す具合に、愛情を打算として与えようとするのは無益だ。
なぜなら、打算された愛情は本物ではないし、受けてからも本物とは感じられないからである。
(p268‐269)
コーチングのゴール設定も3つの条件があるんですけど
自分の本音にフタをしない
自己中心でない
現状の外にゴールを設定する
この3つなんですけど、意外と抜けている部分が「自分中心でない」というところです。
要するに「誰かにために行動できるか」ということですが
僕たち人間は、本当に幸せを感じる時というのは他人に何かをしている時です。
脳の部位でいうと前頭前野眼窩内側部という部分が発火して幸福感を得ることが出来るんですけど
もっと簡単に考えても、自分だけの欲を満たすために行動しようと思ってもどこかで怠けるし必要以上に頑張ろうと思わないですよね。
だけど例えば彼女に高いプレゼントを買いたいと思った時は
バイトが辛くても彼女の笑顔を想像するだけで頑張ることが出来て辛い状況を乗り越えることが出来たりするものです。
そういう意味でも、最初に書いた幸せの基準ではなくて「与えること」が幸福を得る条件だと2つの本を読んで思いました。
以上、コーチングとラッセル幸福論の共通点!幸福な人になるには与えること...でした!