陸上競技 スポーツコーチング スランプ脱出 「意識をする事」と同じくらい「意識をしない事」は大事!
修正したい部分や、癖ばかりに囚われてしまうと自分の持ち味がスコトーマに隠れてしまってスランプになってしまうことがあります。
これは自分のだめだと思うところにフォーカスしすぎてしまったが故に起こる現象なんです。
それに気が付くことが出来ないと、いくら頑張って練習をしても一向に成果がでなかったりと辛い時期をすごすことになる恐れがあります。
だからこそやってみてほしいことは「意識していた部分を意識しない」ということです。
たとえば今まで接地を修正することを意識していたら、もうその部分を意識することを辞めて練習をするか別の部分(例えば腕振り)を意識することにするとか
腕振りを今まで意識していたのであれば、脚の動かしかたを意識するとか
ってな感じで全く別の部分にフォーカスを当てることにします。
そうすると今まで意識していた部分を意図的に外すことで、無意識の部分を使うことになります。
スポーツにおいては無意識の部分をいかに使うかが大事で、時にスプリント種目は意識をしていたら速く動くことができません。
だからこそまずは意識を外すことで頭で考えて動かすのではなく、身体の感覚で動かすようにマインドを変えます。
そうすると無意識は賢くて、今まで意識してやっていたことが無意識にインプットされているため案外修正されていたりするものなんですよね。
それと意識を別の部分に外すことで、スコトーマが外れ、今までの自分では思いつかなかった解決策を思いつき、さらに良い修正が出来るようになることもあります。
なので意識するのはもちろんいいことですが、これからは意識を外すことも大事にしてみましょう。