会社辞めたいけど勇気がない人に伝えたい!転職先を3日で逃げるように辞めて好きな仕事をして生きてる僕が伝えたいたった1つの事
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こんにちは!プロマインドコーチの森昇/Shou Mori(@Mo_uirS)です。
今すぐ会社を辞めたいと思ってるけど、勇気が持てなくて辞めることが出来なくて悩んでる人は多いのではないでしょうか。
ぼくは3年前(2013年)、転職した会社を3日(正確には1日しか職場にいってない)で逃げるように辞めました。
当時は人生終わったと思ったし、周りからは
「社会人失格だ」
「世の中甘くない」
「仕事は我慢してこそだ」
と批判されて辛かったけど、
2016年から独立をして今では好きな仕事をしたりやりたい事だけやる毎日を送っています。
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僕は、あの時に転職先を逃げるように辞めてよかったと思っています。
そして当時のぼくと同じ境遇になっている人は必ずどこかにいて
今の職場で働く事が辛くて精神的に苦しいけど、なかなか退職する勇気を振り絞れない人が、自分の人生を取り戻す助けになればと思って書きました。
【土下座姿とお客さんから罵られる姿を見つめる】
2012年の秋から冬へと変わる頃に、僕は人生初の転職活動をしていました。
そして運よく、一つの会社から内定をもらいました。
その会社は名古屋のとあるベンチャー企業で企業向けのコンサルタントが主な業務でした。
僕が面接で聞いていた話だと「最近、ネット回線事業も取り扱うことになったんだけど、君は企業向けのコンサルティングの方の配属になるから」ってことでした。
でも実際に配属されたのはネット回線の訪問販売の部署。
「面接での話と違うじゃないですか!」と言っても、
「うちの会社は最初全員ネット回線事業に配属だから文句言わないで」と怒られ、
心の中では「この会社ありえない!」と怒っていまっしたが
ここをやめたら別の職を探さないといけないという不安・辞めたら周りから笑われるという変なプライドがあったので、不満を持ながらも渋々了承しました。
【しぶしぶ先輩社員の営業を見て回る】
ネット回線事業とかカッコいい感じに聞こえても
要するに訪問販売ってことです。
決められた範囲の家のインターホンを片っ端からピンポンしまくって、反応があったお客さんに
「お客様のネット料金をお安くできるサービスやってますが興味ありませんか」って営業するです。
それを入社初日の昼くらいから夜7時くらいまでやって、事業所に戻って翌日の準備をして、家に買えるのが夜中の1時とかでした。
名古屋からの終電ギリギリで、地元の駅に到着してタクシーが止まらない時間帯なので、家まで歩いて1時間くらいかけて帰る感じでした。
初日僕は入ったばかりだったので
「とりあえず先輩社員のあとをついて仕事内容を覚えて」
ということで、1年先に入った上司の後をついて訪問営業を見学することになりました。
決められた範囲をスーツに革靴を履いて歩き周り、
一件一件、何度もピンポンを鳴らし
反応してくれたお客さんのほとんどに煙たがられながらも、
必死に頭を下げて(時には土下座をして)契約をお願いしている先輩社員の後ろ姿をみていました。
訪問した中には
「あなたさっきもきませんでした?何回も来てホントうざい!」とか「警察呼ぶよ!」という人もいて、慌てて逃げたりしました。
そんな感じて3時間くらい歩きまわり、訪問先に罵られながらも先輩社員の後ろを歩いていた時に
「森君、ちょっと休憩しようか」
と言われ、近くにあったチェーンレストランに入りました。
【「オレの人生はこんなはずじゃなかった」とつぶやいた上司】
そこでなにをしゃべったのかはほとんど覚えてないですが
ひとつだけ強烈に覚えている一言があります。
それは
「オレの人生、こんなはずじゃなかったのになぁ・・・」
ってボソッといった一言です。
営業中、後ろから上司が頭を下げている時や歩いている時に、一瞬顔の表情がなくなる時があり、
なんとなく「ほんとはこの仕事やりたくないんじゃないのかなぁ。。。」って思ってた矢先に言われた一言でした。
でも僕は何でそう言ったのか気になったので、「え?どういうことですか?」とその上司に聞きました。
その人は当時20代後半くらいで、元々サッカー日本代表になりたくてJ1レベルではなかったけど、プロサッカー選手として夢を追いかけていたらしい。
でも年齢や自分の才能では日本代表は無理だと思ってしまったことや、結婚して子どもが出来たこと等があり
収入がすくないサッカー選手として限界を感じて辞め、
就職して働こうとしたけど職が決まらず、
そうやって宙ぶらりんの状態が影響したのか、クラブから戦力外通告を受けて一文無しとなってしまったそうです。
でも
プロスポーツ選手として活動していたというプライドや
フリーターやニートにもなった時の周りから
「あの人、プロ選手だったのに今では落ちぶれたよね」と言われるんじゃないかと不安になってしまい
就職活動を続けている時に唯一内定をもらえたのが今働いている会社だったんだそうです。
営業で頑張って契約をたくさんとることができれば自分の給料もよくなる
ということで、最初は辛いと思っていても頑張れたけど
もともと今の仕事が好きで入った訳じゃなかったから
だんだんと努力して頑張るのが辛くなってしまったそうです。
それでも
辞めてもどうしたいいのか分かんないから辞めることもできなくて、生きるために仕方なく今の営業をしている。
という悪循環に陥っていました。
そして昔の自分に言うかのように、僕に対して
「もしやりたいくないと思ってるならこの会社はやめておいた方がいいし、まだお前はまだ23歳だからまだ引き返せるよ」
とアドバイスをしてくれました。
【オレもここにいたら、人形か機械になってしまうという恐怖】
休憩後、暗くなるまで営業を続けました。
ぼくは、上司の後ろを歩きながら「自分はどうしたいんだろう・・・」って考えていました。
そしてその日の営業が終わり、営業所に帰って皆の姿を見た時に、僕は突然ある違和感を感じました。
そこでは
シュミレーション(お客さんに契約してもらう為のマニュアルを演技すること)をしていたり
声だし練習をしていたり営業者に帰ってきた人を
「お帰り!」って暖かく迎え入れたり
なんとなくその場で雑談をしている人もいてアットホームに感じたんですけど、
「誰一人として、目が笑ってなかった」んです。
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今でも忘れることが出来ませんが
表情は笑顔を作っていても、目に光がなくて「心ここにあらず」の状態で、まるで人形か機械のようでした。
そして何か空元気な感じでもあり
本当は別の事を思ってるけどその気持ち無理矢理押し殺している感じで
そして僕に「お帰り!」と言ってくれた事務の女性社員の目にも輝きがなかったんです。
周りを見渡すと他の人も同じで目に輝きがありませんでした。
その光景を見た僕は、
「オレもこのままこの場所にいたらこの人達みたいに人形か機械みたいな人なる」
と感じて恐怖と寒気と危機感を覚えたのを、今でも鮮明に思い出すことができます。。。
【意識がなくなり、気がついたらお昼になっていた】
そのままの感情で夜中の1時くらいに家に帰りました。
寝ようと思っても、「会社いきたくない」とか「あの場所に居続けたときの自分の姿」を想像してしまって
全く眠れませんでした。
そして布団の中で一睡もできないまま2日目の朝を迎えて、
早く起きないと会社に間に合わないという時間になっていたので、ベットから体を起こそうとしたけど、
まるで金縛りにあった感じで、身体を全く動かせませんでした。
どんなに意識ではからだを動かそうとしてもカラダがいうことを聞いてくれません。
そして時間がたち
このままでは冗談抜きで本当に間に合わない時間になろうかというときに
突然睡魔に襲われました。
カラダは動かせず、睡魔に襲われ、いつのまにか意識がなくなり
気が付いたら昼になっていました。
とりあえず新しい職場の2日目は体調不良ということで会社に休みました。
今までいろいろ嫌なことがあったけど、こんなことが起きるなんて初めてのことで困惑しました。
だから
「意識がなくなるくらい行きたくないなら辞めよう。だぶん回りからは冷たい目で見られるし、根性なしと思われるし、社会人失格のレッテルを張られるけど、それ以上に自分のからだが危険にさらされている!」
と思い会社を辞める決心をしました。
【そして僕は逃げるように会社を辞めた】
そして3日目の朝、布団の中から上司に電話をして「辞めます」と言いました。
上司は流石にビックリしていて
「あてはあるのかとか?」とか
「お前社会人としてそれはないぞ!」とか
「石の上にも3年っていうことばがあってだなぁ。。。(このお陰で僕は石の上にも3年という言葉が嫌いになったし嘘だと確信しました)」とか
他にもたくさん言われたり、説得されたりしたけど
とりあえず1秒でも早くこの会社の関わりを切りたかったから、適当に返事をしていました。
最後に
「皆が心配しているから、辞めるにしても職場に挨拶しに来るように」と言われたけど、もう職場に行こうという気力がはなかったからバックレました。
その上司とは話をすることはありませんでした。
それから数日後、
会社の方から退職届を送られ、
入館証などを一緒に会社へ郵送しました。
そうしてぼくは新しい仕事場から逃げるようにしてを辞めました。
案の定、親は何も言わなかったけど(心配していたらしいけど)、
周りの人達からは
「根性なし!」
「社会人失格!」
「一度決めたことを最後までやり通せない何んて、精神的に甘い」
など、いろんな批判をされました。
メチャクチャ悔しかった。
だけど、あのまま行ったら
おそらく精神的に参っていたか、死んでいたかもしれないので
今では逃げてよかったと思っています。
【誰が辞めても、会社は回るようにできている】
ということで、ぼくのちょっとした昔話でしたがどうでしたか?
ウソのようなホントの話です。
ぼく自身ここまでの状態になるとは全く想定外でした。
スポーツもやっていて体力もある方だし
体育会部で精神的にもまれて強くなっていたので
「まさか自分が逃げるように会社を辞める」とは夢にも思いませんでした。
だけどたぶん、
今の職場を辞めないと、このままじゃ自分の身体がヤバイと思っているけど
自分がいないと今の職場は回らないから辞められないとか、
ほんとうは辞たいけど回りの目が気になるという人が
この記事を読んでいるかもしれないし、世の中にはたくさんいると思います。
そういう人たちに是非ともいいたいことは
「会社はあなたがいなくてもちゃんと回っていく」
ということです。
【あなたが辞めるのは、会社にとっては想定の範囲内】
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どういうことかというと日本国憲法第22条では職業選択の自由が認められているので、
僕たちは職場を自由に辞めることができるし
会社も従業員が辞めることを想定して採用したり、
従業員の仕事を割り振ったりします。
(引き継ぎ等ですぐにはやめられないかもしれないけど)
だから僕たちが会社で働くときは長くても3ヶ月くらいやれば、誰でもできるような内容の仕事しかさせません。
そして誰かが辞めたとしても一時は他の従業員に負担が大きくなるけど、彼らも慣れるし
そのうち新しい従業員が入ってくるから
あなたが能力を持っていたとしても、辞めても会社としては痛くも痒くもないということです。
【思っている以上に周りの人は自分に関心がない】
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そして回りの目が気になる人に是非とも言いたいことは、
「人は、自分以外の人に対してそんなに関心がない」
ということです。
人の噂は75日という諺もあるように、その時は注目を集めるかもしれませんし、バッシングを受けるかもしれなけど、
他人の事なんて、時間がたてば99%の人にとって「どうでもいいこと」になります。
僕みたいに3日で会社を逃げるように辞めて
「社会人失格」とか「根性なし」と周りから罵られて冷笑されても時間がたてばどうでもよくなります。
2016年の始めにSMAPが解散だ!って社会が騒いでたけど、今ではどうでしょうか?
おそらく99%の人にとっては今この場で言われなければ思い出せないくらい、どうでもいいことになっていると思います。
しょせん、国民的アイドルの解散報道でもその程度ということです。
なので辞める最初の1歩はかなり勇気がいると思いますが
どんなものよりも貴重なあなたの命の時間を無駄するべきではありません。
【セーフティーネットがまだ機能している国、日本に生きている】
辞めたら食えなくなると思っている人もいるかもしれないけどそれは嘘です。
日本国憲法第25条において
すべての国民は、健康で文化的で最低限度の生活を営む権利を有する。
ようするに、国に健康で文化的な最低限の生きれるようにしなさい!と
主権を持っているぼくたち国民が命令しているので
ちゃんと働くことが出来なくなった時のセーフティーネットが用意されています。
なのでもし働くこことができなければ
失業保険とか生活保護を使ってもいいんです。それは僕たち国民の権利です。
それに今の日本では贅沢をしなければ
コンビニのアルバイトをフルタイムで働けばある程度の生活を送れるくらい裕福です。
日本はまだギリギリセーフティーネットが生きているので、(これからTPPや日米FTAがはいってきたらなくなるかもしれないけど)、辛い状況で我慢をしないで一歩を踏み出すなら今のうちだと思います。
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あなたの人生はあなただけのものです。
あなたの人生を最高のものにするには
あなた自身の手でしか創ることができません。
もしこれを読んでいて「今とても辛い」と思っている人は
あなたの心と身体が壊れない内に、勇気を出して一歩踏み出してみることをおすすめします。
あなたは、もっと自分の心に素直になって生きてもいいんですよ。
以上、会社辞めたいけど勇気がない人に伝えたい!転職先を3日で逃げるように辞めて好きな仕事をして生きてる僕が伝えたいたった1つの事…でした!
追伸:あなたも6ヶ月で過去の辛い思い出や「このままの人生でいいのだろうか」と悩む現状を打破して、100%want toで自由に楽しく生きるマインドを手に入れたくありませんか?
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【仕事で悩むあなたにおススメの記事】
★悩みがあるけど、相談できる人がいない。
★解決したい問題があって自分なりに行動してるけどなかなか良くならない。
★本音は違うけど、周りからの視線が気になって自分の本音が言えなくなる。
★本当はやりたいくない事だけけど、批判されたり見放されることが怖くて仕方なく引き受けてしまう。
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