誰でも確実に「前向きな人」になれる方法【メルマガコラム】
「もっと前向きになれよ」と言われるけど、なかなかそうならないと悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
「口ぐせひとつでキミは変わる(佐藤富雄著)」は読んだことありますか?
そこにこんな文章がありました。
人は誰でも「自分には能力がある」という自己像をもてたら、自信がわいてくるのではないでしょうか。
将来、社会に出て、やりたいことができるようになるためにも、まず自分の基本的な能力に自信を持つことが大事です。
その自身があると、難しいことにもチャレンジできるし、失敗してもそんなに落ち込まないですむからです。
壁にぶつかったときも、「お前なら大丈夫だ。乗り越えられる」と、自分をはげますことができます。
今は自信がないという人も、心配しないでください。
最初から自分の能力を信じて疑わない人は、むしろ珍しいでしょう。
じつは私も、昔はコンプレックスのかたまりでした。
大学入学と同時に北海道から東京に出てきたときは、田舎育ちであることに強いひけめを感じて、ちっとも自信などもてませんでした。
どうやってそれを解消したのかというと、進んで人の輪に飛び込んでいき、どんなことにも「大丈夫だ」「できるさ」「なんとかなるよ」という前向きな姿勢でのぞみました。
そうすると、不思議といい結果を出せたのです。
友人たちからは、「キミと話してると元気になる」と言われるようになりました。コンプレックスはいつのまにか吹き飛んでいました。
キミも、前向きな人間として行動してください。そうすることで、必ず「前向きな人」という自画像が出来上がります。(p28-29)
あー、ぼくも昔はそうだったなぁと懐かしくなりました。
今でこそ自信満々に思われていますが、つい去年までは自分に自信が全くありませんでした。今の姿と180度違ったわけです。
なんせ転職に失敗したフリーターであり
仕事の上司からは「お前はダメなヤツ」とか「お前はその程度」とか言われ
職場の人から常に愚痴聴き係として聞きたくもない愚痴を毎回3~4時間はきかされ精神的に参りそうでした。
でも、そんな自信とは無関係のぼくが今では自信を持つことが出来て(コーチング的に言えばエフィカシー)、毎日を過ごすことが出来ています。
自信ない状態から変わる時には自分なりの転換期があって、まさに本に書いてある通り
『どんなことにも「大丈夫だ」「できるさ」「なんとかなるよ」という前向きな姿勢でのぞみました。』
って部分です。
当時のぼくは、辛すぎて
「あーこんなつらいなら死のうかなぁ」って死ぬことも考えていた時期もあります。
そんな時って他人からどんなにいい言葉、優しい言葉をかけてくれても受け入れることが出来るはずがなくて全て拒否したり
どんなに前向きな言葉が書いてあっても、世界が違うからと拒否してしまいます。
だけどぼくは死のうかなと思うと同時に、「死にたくないなぁ」とも思うこともありました。
なぜなら、まず一つ目にぼくはまだ若かったからです。
20代前半のことで、人生あと60年くらいあるわけで確かにその当時は絶望感が半端なかったけど、この先もしかしたらいいことあるかもなぁとも思う瞬間がありました。
人生山あり谷ありっていうけど、今が谷なら山になるかなぁってかんじです。
もう一つは、死んだら親が悲しむなぁってことです。
ぼくは2歳の時から母子家庭で過ごしてきました。
女手一つでぼくと姉を育てたわけですが
「人生のすべてをぼくたち子どもにささげてきた母親に対して辛いからって死ぬのは間違いなく親不孝だよなぁ」
って思いました。それは嫌だなぁって思ったんですよね。
その時にふと思ったのは「じゃあ生きなきゃなぁ」ってことです。
でもそう簡単に他人の優しい言葉や耳さわりの良い言葉を受け入れることができなくてどうしたもんかなぁと考えた時にどうしたのかというと、徹底的に自分自身に鼓舞しました。
最初は全く心に変化がなかったけど、根気よく自分自身に鼓舞しました。
そうすると少しずつですが自分の中で変化があらわれ、徐々に変化が見て取れるようになりました。
だからこそ、自分自身になにがあっても
「大丈夫だ」「できるさ」「なんとかなるよ」と言い聞かせるのはメチャクチャ大事。
コーチングでいうとセルフトークのコントローになりますが、どんなことがあっても常に自分の味方で肯定し続けてあげることが最も重要です。
あなた自身の人生の主人公はあなた自身だから。
自分自身で徹底的に肯定してあげる。
自分が自分の一番の味方なんだっていうことを教えてあげる。
これが前向きになる原点であり重要なことですよ。
以上、誰でも確実に「前向きな人」になれる方法【メルマガコラム】...でした!
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