Have toな前例主義に支配されそうになったら中指立ててF●ck me!と叫ぼう【コーチングメルマガコラム】
「過去とか今の状況は関係なくて、自分で自由に選択できることはメチャクチャ理解できるんですけど、それが分かると怖いですね・・・」
7月に関東のとある場所で女性とコーチングセッションをした時に印象だったつぶやきです。
ぼくたちは生きている間、気が付かないうちに
「あれは間違っている」 「これが正しい」 「それが一番いい」 などなど
周りの人が決めた基準をあたかも自分が選択していると勘違いして物事を決めてしまいます。
確かに、自分以外の基準で物事を決めていくというのはとても楽です。
なぜなら全てのプロセス、結果に対して一切の責任がないから。
失敗しても、上手くいかなくても自分ではなく周りのせいにすることが出来ます。
【Have toを創り、頭空っぽにする天才】
ぼくも昔はそうでした。
会社勤めをしている時は業績が上手くいかなくても、プロジェクトが上手くいかなくても
会社の一員であるのにもかかわらず
「自分は悪くない」 「自分には関係ない」 という感覚でした。
今、独立してなんでそう思ったのか考えた時に 「あぁ、自分以外の目標で行動させられているからだ」 と気づきました。
会社の経営目標は当たり前ですが自分では決めることはできません。
でもそれは会社に入っている以上、自分のWant toであるはずなのでそれはいいですが (もし経営目標にWant toを感じないようなら会社辞めたほうがいいですよ、マジで。)
自分の中での目標は、周りから強制されたものでした。
一応ミーティングなるものはあったんですけど
ぼくが経営目標と照らし合わせてふさわしいと思える目標を提示しても
「それは前例がないから無理」 「場所がないから無理」 「現実的ではない」 などなど
ボロクソに批判され、 「適度に」 「現実的な」 目標へと強制的に修正させられていたんです。
過去の前例た実績、現在の状況で判断され どうでもいい、超つまんない目標へと変えられたわけです。
コーチング的にはアウト、一発レッドカードものですね。
とまぁ自分がWant toを感じていた目標を否定され
どうでもいいような目標へと変えられた人は、その瞬間から思考をしなくなります。
そして目標に対してのモチベーションがなくなり、「会社つまんないなぁ」ってなります。
これで思考しないサラリーマンの完成です笑
つまりは毎月お金をもらって働いているけど 会社には森昇という人間は存在していないということです。
ここでいう存在とは姿かたちの事ではなくて 「意志」のことです。
森昇はこう考える 森昇はこうしたい 森昇はこうありたい
森昇の肉体という器ではなく、器を動かす根本的な部分です。
司令塔といってもいいでしょう。
他人からの意見や価値観で動いている人は 司令塔が本人ではなく、周りの人になります。
つまりは乗っ取られているということです。 苫米地さん風にいえば、
「洗脳」ってことです。
【前例と身の丈の幻想】 洗脳されたサラリーマンは、例外なく「前例」と「身の丈」で物事を判断します。
ですが、そもそも考えてほしいんですけど
何かに挑戦しようとするとき(目標を立てる時)は
前例とか身の丈とか全く関係ありません。
例えば、 子どもの頃、自転車を乗る練習をした時のことを思い出してください。
おそらく最初から乗れた人はいないと思います。
最初は誰も乗ったことないし、 そもそも自転車を乗るスキルのないわけですが
乗れるようになるためにたくさん練習して、 今では意識しなくても自転車を乗れるようになっています。
小学校の時の掛け算もそうです。
掛け算なんてやったことないし、掛け算の知識もなかったけど 何度も何度も練習することで、今では無意識に計算できてしまいます。
今、勤めている会社に入社した時もそうです。
会社での業務はやったことがないし、スキルもありませんでしたが やっていくうちに覚え、今ではあなたの中で当たり前のスキルとして定着しています。
そうなんです。
ぼくたちは忘れているだけで、前例と身の丈を無視して生きてきたはずです。
だけど会社で勤めていくうちに、だんだん「前例」と「身の丈」にあった目標設定と挑戦をさせられます。
ちなみになんでそうなるかというと 管理する側からしたら、コントロールしやすいからです。
前例や身の丈にあっていない
つまりは現状の外側のゴールに挑戦すると、
いろいろと想像がつかないことが起きたりするので
管理する側からしたら、コントロールして一定の利益を上げることが難しくなります。
会社としては利益がゼロになるのは困るわけです。
「それだったら、1円でも利益があったほうがいいよね」って考えになります。
そう考えていくと、不安定よりも安定していた方が利益が安定するので 「前例」と「身の丈」にあった目標設定を強制した方がいいということになります。
なにが言いたいかというと
そもそもぼくたちは現状の外側へと進んでいたはずなのに
会社の論理(資本主義の論理)によって前例と身の丈にあった目標と行動が素晴らしいと「思い込まされている」というわけ。
分かりますか?
前例と身の丈は、幻想ってことです。
だからこそ、ぼくたちは 過去の前例とか、現在の状況なんて未来には全く関係ないということを 体感レベルで理解する必要があります。
【中指立てて、F●ck me!】 いつの間にか幻想に浸っていたぼくたちに必要なのは
心の中で中指立てて
過去の前例と現在の状況で未来に対して目標を立てようとする自分に対して
「もうでてくんな!F●ck me!」と言いまくることです。
以前、君主論とコーチングを絡めた話をしましたが
新しい領土を反乱もなく収めるには以前の領主を根絶やしにするのが効果的だと君主論に書かれていますが、それを自分に対して行うんです。
つまりは以前まで自分を支配していた
前例と身の丈で判断していた自分を根絶やしにするために
「もうでてくんな!F●ck me!」とセルフトークをぐるぐると回して 根絶やしにしてくださいってことです。
確かにセッションを受けた女性みたく
幻想から醒めると怖く感じるかもしれませんが安心してほしいのは
「元のぼくたちに戻っていくだけ」ってことです。
ぼくたちは資本主義の論理に侵される前は
つねに前例や身の丈に合わない行動をしてきました。
そしてそれがぼくたちの本来の姿です。
つまりは、自分で決めて、 自分で行動していってもいいってことです。
そのためにまずは
あなたの心の中で中指を立てて「F●ck me」!と言いましょう^^!
以上、Have toな前例主義に支配されそうになったら中指立ててF●ck me!と叫ぼう【コーチングメルマガコラム】...でした!
森 昇
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