陸上競技 100m メンタル 試合でパフォーマンス発揮できない選手が犯しているたった1つの間違い

100m、200mを専門にしてるスプリンターにとって
レベルが高くなればなるほど、自分自身のマインド(脳の使い方)が結果を左右します。
マインドにおいて重要なことは
・どんな選手と一緒に走っても常に自分が一番速いと思うこと
・どんな時でも自分の力を信じる事
この2つです。
スポーツは心技体という言葉がある通り、心(つまりメンタルでありマインド)が深くかかわってきます。
特に刹那瞬を争うスプリンターは、それに見合う技術も身体も大事だけど
それ以上に「心」の土台が出来てないと、技術も体力も宝の持ち腐れになってしまいます。
つまり、自分が思っている以上の力は絶対に発揮できないということです。
「試合前のタイムだったら余裕で勝負が出来るのに、いざ試合になると本来持っている力が発揮できない」
という人は、まさに心(マインド)の部分を疎かになっているからということはマインドコーチングの観点から説明をします。
【自分のイメージ通りに振るう】
僕たちの脳の仕組みとして、自分のイメージ通りに振る舞うという仕組みがあります。
自分自身に対してのイメージの事をセルフ・イメージと言いますが、これを読んでいるあなたが上に書いたように
試合になると本来持っている力を発揮できない
という選手だったら、間違いなく
「私は試合になると本来持っている力を発揮できない選手」
っていうセルフ・イメージが存在しています。
地区レベル
全国レベル
世界レベル
どのレベルの試合でも言えることですが
決勝で勝負が出来る選手は「自分は決勝で勝負するのにふさわしい選手だ」っていうセルフ・イメージがあって、そのイメージを常に保ち続けています。
試合にウサイン・ボルトがいようと、ジャスティン・ガトリンがいようと関係ありません。
なぜなら
試合に出場する選手には、決勝で勝負する権利と、試合で優勝する権利が平等に与えられているからです。
そこには実力も才能も関係ありません。あとは決勝の8人の枠と優勝をどうやって自分自身で手に入れるのかということです。
【日本のリ4×100mRが世界で通用するわけ】
例えばセルフ・イメージの低い選手に多い発言が、「決勝進出」という言葉ですが
そもそも試合に出場するのは優勝できるからであり、レベルの高い試合になればなるほど当たり前の話なんです。
決勝進出できる選手というのは、例外なく「優勝」を狙っています。日本人スプリンターが個人種目では決勝に残れないけど、リレーになると優勝争いできるのは
「個人だと勝負できないけど、リレーなら優勝できる」
というセルフ・イメージがあるからです。
2016年のリオ五輪で男子400mRが37秒60のアジア記録、国別歴代3位という好記録で2位になりましたが
本来ならば全員100m9秒台で走れるくらいの走力がないと達成できない記録です。
バトンパスも確かに記録更新に一役買ってますが、それ以上に選手のセルフ・イメージが「自分達は世界一になれる」という確信があったからです。
日本のスポーツ界に多いんですけど、目に見えやすい技術や身体の部分にとらわれ過ぎてます。
それではそういう抽象度の低い目先の事にとらわれてしまうと
なかなか解決策を見つけ出すことが出来ません。
迷路に迷わないように目の前の道にとらわれるんじゃなくて、視点を上げて適切な道を見つけることが大事です。
そういう意味でも、マインドコーチングによる視点は抽象度が高く、適切に内容を把握して最適な問題解決策を見つけることが出来ます。
確かに技術も身体も結果を残すうえで欠かせないものですが
それ以上に大事なのは、2つを支えている心(マインド)の存在であるという事。
そして自分自身のセルフ・イメージであるということです。
あなたは、どんなセルフイメージを持っていますか?
ついつい自分のセルフイメージをさげてないでしょうか?
スプリンターにとって
セルフイメージが生死を分かつ
といっても過言ではありません。
※コーチング理論でセルフイメージを変えるためには、自分自身が受け入れている言葉を変える必要があるわけですが、下のリンクが参考になります。
●FC岐阜の選手・チームがアウェイでもパフォーマンスを発揮するためにやるべきマインドセット
●【再生リスト】セルフトークについて&コントロール方法 言葉を変えるコツ・やり方
●【動画】陸上競技 100m メンタル スプリンターこそコーチングを使ってセルフイメージとエフィカシーを上げよう!
以上、陸上競技 100m メンタル 試合でパフォーマンス発揮できない選手が犯しているたった1つの間違い...でした!
追伸:コーチングについて初めて聞いた!もっと詳しく知りたい!という人は、下のリンクにコーチングについて詳しく書いた記事を張り付けてあるので是非参考にしてみてください!